『王ドロボウJING』(おうドロボウ ジン)は熊倉裕一による日本の漫画作品。1995年から1998年まで『コミックボンボン』(講談社)にて連載された。ボンボンKCとして単行本が全7巻 発売されている。また、新装版がマガジンZKCから同じく全7巻発売されている。
7巻以降『月刊マガジンZ』(講談社)にて続編『KING OF BANDIT JING』が連載(現在休載・再開未定とされる)。マガジンZKCとして単行本が7巻発売されている。アニメがNHKのBS2で全13話が放送され、その後OVAも製作された。また、ゲーム化もされている。
概要
本作は“王ドロボウ”であるジンとその相棒キールが、目的のモノを盗むための冒険を描いた物語。「ドロボウの都編」「第七監獄編」といったように、数話ごとに構成される独立した物語の連続となっている。
物語の舞台は各エピソードごとに、「世界中からドロボウが集まっている」「時間に支配されている」など全く異なる世界観を持つ。そこでジンは、ボンドガールのように
毎回「ジンガール」と呼ばれる、舞台や盗む対象と何らかの関わりを持つヒロインと出会い、目的のものを盗むべく一緒に行動する形でストーリーが進む。
綿密に描き込まれた独特な世界観と洒落たセリフ回しが特徴。
連載当初はそれほどではなかったが、話が進むにつれて重厚な雰囲気や舞台を備えた作風へと変化し、絵柄もさながら絵画の様な表現を用いたものになる。作風・世界観はティム・バートン(特に作品で言えばナイトメアー・ビフォア・クリスマス)の影響を強く受けている。
主要登場キャラクターには主に酒の名前が付けられているが、中にはカクテルの用語・道具の名前が付けられているキャラクターもいる。
個人的感想
さて・・・ジンと言えば毎回巻ごとに絵が変る!!それも前の巻よりさらに絵のレベルが格段にあがるのでお馴染みです。
ストーリーや言葉の言い回し、敵や街などのダークでハロウィンを思わすようなデザインも魅力なんですが、やはり絵の変化は毎度毎度ほんとに驚かされます。絵をよく見ると、書き方、トーンの使い方、ペンの強弱、微妙に巻ごとに違い特徴があります。
(上画像参照)
真ん中から←
が小学生向けの雑誌という名の中身はエロ雑誌(知ってる人は知っている)コミックボンボンで連載されていた頃の絵。
真ん中より右はマガジンZ(ヤング向けの雑誌)で連載していた時の絵。
何故現在連載していないのか・・・・。
熊倉 裕一(くまくら ゆういち、1971年5月1日 - )は、日本の漫画家。新潟県出身。ヘビースモーカー。高校を一学期で中退、(中卒である)その後フリーターをしながら漫画を投稿、1994年に『双剣伝』でデビュー。
現在闘病中・・・・です。
そう・・・熊倉さん病気で闘病中なのです。熊倉さんはその画力が話題となり、コミッカーズなどの有名実力派イラスト雑誌でもひっぱりだこのお方だったのですが、病気になった(詳しい病名はわからない)らしく闘病中。
正直僕はJINGの次の巻が読みたい・・・・だから応援しています。
(最新刊の七巻では黒(影)をかなり濃く、線は強めでクッキリとしたタッチで描かれている)
ナイトメアー・ビフォア・クリスマスの影響を受けっているのはすぐにわかります。
街のデザインが実にユーモアがあり、ハロウィンぽくダークにかかれている。
さらにもう一つこのマンガの魅力は「ジンガール」たちでもある。
個人的にどの物語に出てくるヒロインも甲乙つけがたい魅力的な女性たちばかり!ジンの相棒女好きの鳥キールもそりゃ毎度毎度めろめろですわw
色っぽいセクシーな女性たちがジンの冒険を盛り上げてくれる。
そう!
怪盗!ドロボウ! には魅力的な女が必要なのだ!
ルパン三世も作品ごとにヒロインがいるようにね。ただルパンには藤子というレギュラーの美女がいるが、ジンの場合はその物語限りの美女(一夜限り?)そこがまたいいんですよね~。全員集合したらジン大変そうw
ジンに心を奪われたヒロインは数しれない~!
まさに奴はとんでもないものをすんでいきました!あなたの心です!ですね。
だってかっこいいんだもんな~ジンは。
ジンのもう一つカッコイイ所は決め球(必殺技)はたった一つ!!というところ。
もちろんそのほかの武器(服の袖の中に短剣)というのもあるんですが、これはそこまで決め球というほどの武器ではない。
ジンの必殺技は相棒の鳥、キールと自分の右腕を一体化させて放つ
「キールロワイヤル」である。
しかし、今まで幾多のピンチもあった。同じような武器を使う奴、キールロワイヤルがきかない敵、その場合もジンは頭を使ってピンチを切り抜ける。
さすが怪盗!
決め球が敗れても決して動じない、慌てない、常に先を読み行動する。
敵たちも実にカッコイイ、ユーモアのある奴らが登場する。
彼らとの命をかけたゲームがこのマンガを読むものを引きずりこむ!
次はどうするんだろう!?ジンはこのピンチをどう切り抜ける!?そしてどうやって盗むのか!?毎回わくわくさせられるマンガです。
熊倉さんの一刻も早い復帰を願っています。もう連載が休止して何年も経つので、心配です。これから読む人は是非ジンに心を盗まれてください!
アニメ版
あの緻密な作画をアニメ化するのは相当大変だったのがうかがえる。
絵はマンガと比べると劣るものの、これも人気で第二シーズンまで制作された。
気になるジン役には・・・・斎賀みつきさんが抜擢されました。
何度も言いますが、男に見えますが実は女ですが、性別は斎賀みつきだっていってんだろ!!
これがハマリ役!
そしてキール役にはフリーザやバイキンマンでお馴染みの中尾隆聖さん!!
キャスティングがすごくいい!!まさにイメージにぴったりだった!!
なので、
アニメのジンもお勧めできる!
二人の演技が見事にジンとキールに命を吹き込んでいるのには感動した。
マンガを読んでてもこの二人の声を思い浮かべられるほど良い演技である。
スタッフ
* 原作 - 熊倉裕一(講談社コミックボンボン刊)
* 監督 - わたなべひろし
* シリーズ構成 - 吉田玲子
* キャラクターデザイン - 岡真里子
* 美術監督 - 中村光毅(テレビアニメ)→阿久津美千代(OVA)
* 色彩設計 - 松本真司
* 撮影監督 - 近藤慎与
* 編集 - 松村正宏
* 音楽 - 石田小吉、吉澤瑛師(Scudelia Electro)
* アフレコ演出 - 菊田浩巳
* アニメーション制作プロデューサー - 豊住政弘
* プロデューサー - 阿部愛
* アニメーション制作 - スタジオディーン
* 製作 - ANIPLEX
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