王立宇宙軍 オネアミスの翼

『王立宇宙軍 オネアミスの翼』（おうりつうちゅうぐん オネアミスのつばさ）は、ガイナックス制作のSFアニメ映画。1987年3月14日に劇場公開された。ハリウッドでのプレミア上映などプロモーションにかかった宣伝費などを含む総製作費は約8億円。配給収入は3億4700万円。






1950年代の地球に似ている「もうひとつの地球」にある「オネアミス王国」正式国名「オネ・アマノ・ジケイン・ミナダン王国連邦」が舞台。当初は4000万円のオリジナルビデオとして企画されていたものだったが、当時バンダイの山科誠社長が映像事業進出を模索していたことから映画化が実現し本作を制作するため1984年にGAINAXが設立された。当時、映画製作の進行状況などは月刊モデルグラフィックス誌上において毎月リアルタイムに連載され好評を博した。監督は当時24歳の山賀博之。スタッフの平均年齢も24歳である。のちに『新世紀エヴァンゲリオン』などで有名となった貞本義行や庵野秀明も参加し、音楽監督として坂本龍一を起用している。大衆向け娯楽作とは異なり、興行的には成功とは言えなかったが、一部でロングラン上映をする館もあった。また一方でその独自性から熱心なファンを獲得し、ビデオ・レーザーディスクは長く好調な販売を記録した。










1997年に「サウンドリニューアル版」（ドルビーデジタル版）が制作、同年11月2日に公開された。異世界を舞台に人類初の宇宙飛行計画を描いたこの作品はアメリカ映画『ライトスタッフ』にも通じる青年達の成長物語であると同時に「人類の進歩」を真摯に見つめたテーマ性を有し、現在でも評価が高い。また、制作スタッフの多くが商業作品の制作経験をほとんど持たない20代の若者であったことでも知られる。その主要スタッフはNASAにロケハンに行っている。公開当時、上映時間の都合からカットされた場面（約1分）があり、「メモリアルボックス」において登場キャラクターの声優（森本レオ・曽我部和恭） による追加アフレコを行った上で本編に組み込まれた。その後1997年リリースの「サウンドリニューアル版」ではこの場面は特典映像扱いとなり、本編は公 開版に戻されている。緻密でリアリティある作画を実現するため、シロツグの初めて体験する飛行訓練シーンでのプロペラ回転始動のカットなど一部にはコンピュータグラフィックス技術も導入されている。しかし、テクスチャマッピングされた動画にも莫大な時間と費用を要する時代であり、その節約のため、ワイヤーフレームで描かれた線をなぞって手書きの動画に起こす手法が採られた。1992年頃にも続編『蒼きウル』が山賀監督自身によって構想されたが、企画は諸事情から凍結となり実現していない。








評価
日本に先駆けロサンゼルスでプレミア上映も行われたが、これは配給サイドによる箔付け的な要素が強く、内容は米スタッフにより大幅に編集されほぼ別物となっていた。作品を見たシド・ミードやマイケル・ビーンらは「素晴らしい映像美」を高く評価した。本作品に対し宮崎駿は、金のない無名の若者たちが集団作業で作る姿勢に好感を持って応援しバンダイを説得するための話などをした。







完成した作品にもある程度の評価をしているが打ち上げの際、将軍が簡単に打ち上げを諦めたことや主人公以外の努力して来た年配者を描かないことを批判。『キネマ旬報』1987年3月下旬号で山賀博之監督とほとんど口論に近い形の対談を行っている。
堀江貴文（ライブドア元社長）は本作の熱心なファンとして知られ、一時はライブドアが続編製作に出資するという話もあった。堀江は宇宙事業参入を目指し、知人らとロケット開発を行っている。








あらすじ
所属が10人に満たず「失敗ばかり」「なにもしない軍隊」と揶揄され、世間に落第軍隊として見下されているオネアミス王立宇宙軍の士官・シロツグ= ラーダットは、欲望の場所でしかない歓楽街で献身的に布教活動を行う少女・リイクニ=ノンデライコとの出会いをきっかけにそれまでのその日暮らしの自堕落 な生活を捨て、宇宙戦艦という名目の人類初の有人人工衛星打ち上げ計画に参加し宇宙を目指すことになる。
厳しい訓練や多額の税金を使う宇宙開発の意味、開発スタッフの事故死、敵国「共和国」からの刺客、リイクニとの気持ちのすれ違いを乗り越え精神的に成長していくシロツグの姿を描く。








個人的感想
名作！！異論は認めない・・・大好き！！以上です。
で終わったら何のための紹介なんだよ！！ってなりますね。兎に角ガイナックスの神作代表格の一つ。簡単に言うと人類が初めて宇宙にいくための挑戦の話です。
作画の緻密さはずば抜けており、内容も現代とは違うものの、もの凄くリアルであり、実際の宇宙に行くための技術を忠実に取り入れています。
今のガイナックスがあるのもこの作品があったからといっても過言ではない。
この世界感、リアルな表現、緻密な作画を堪能するべし！！
そして・・・声優にも注目してほしい！！なんとこの作品の主人公シロツグ・ラーダットを演じているのは・・・・そう！あの癒しボイス！森本レオである。
さらに、当時現役日本テレビ・アナウンサーであった徳光和夫がTVアナウンサー役で、アントン・ウィッキーとオスマン・サンコンはコメディアン（漫才師）役として声をあてている。
本当に色々豪華な作品であり、多くのファン、そしていまだに根強い人気を誇る作品です。まだ見ていないなら見て見ると良いでしょう。

映画バイオハザードディジェネレーション

2008年10月18日から同年10月31日まで、期間限定で劇場公開された。同年12月26日にはDVD、ブルーレイ、UMDが発売された。公式サイトでは4種類の予告編映像と大まかなストーリー、製作者ブログ、スクリーンショットなどが紹介されている。
本作は『バイオハザード2』（以降、『2』）の直接の続編、『バイオハザード4』（以降、『4』）の後日談に位置付けられる。また、『バイオハザード5』（以降、『5』）に登場する新企業「トライセル」がわずかであるが登場し、『5』に繋がる重要なストーリーでもある。CG映画によくあるタイプとしてキャラクター置き換え等によるギャグ短編集がDVDに収録されている。








あらすじ
1998年夏、米国中西部の工業都市ラクーンシティでバイオハザードが起こった。国際的巨大製薬企業アンブレラ社が開発したT-ウイルスが研究所から漏洩、市民が次々と感染しゾンビ化していったのだ。このバイオハザードを食い止めるため、米国政府は「滅菌作戦」としてラクーンシティにミサイル攻撃を行った。これによってラクーンシティは跡形もなく消し飛び、消滅した。アンブレラ社は政府から業務停止命令を下され、それが元で世界中でアンブレラ株が暴落、会社は事実上崩壊した。 しかし、これを皮切りにT-ウイルスはテロリストたちの手に渡り、バイオテロに利用され始めることとなった。ラクーンシティ消滅から7年後の2005年、当事ラクーンシティから辛くも生還したレオン・S・ケネディとクレア・レッドフィールドは、別々の道を歩みながらバイオテロ撲滅のための戦いを続けていた。レオンは米国大統領直轄のエージェントとなって極秘任務をこなす日々を送り、ヨーロッパの山村に誘拐された大統領令嬢を見事救出するなど確かな実績を残していた。クレアはNGOに所属し、世界中を飛び回ってバイオテロや薬害の被災者救済に尽力していた。






一方、製薬業界では巨大製薬企業ウィルファーマ社が力をつけ始めていた。上院議員のロン・デイビスは、そのウィルファーマ社の研究所を米国中西部の 工業都市ハーバードヴィルに誘致した。しかし、ハーバードヴィルでは地元住民がラクーンシティの惨劇の再来を懸念し、誘致反対のデモを起こしていた。そんなある日、ハーバードヴィルの空港に降り立ったクレアは、空港利用客の中に1人のゾンビを発見した。そのゾンビに警備員が噛まれたのを皮切りに 次々と感染者が増大し、空港は大パニックとなった。 一方、ハーバードヴィルに向かって飛行中の旅客機の中でも、感染者が出たことでパニックが起こっていた。空港に緊急着陸を試みるも失敗、空港のロビーに 突っ込んで爆発炎上してしまう。飛行機から降りてきた乗員乗客は皆ゾンビ化していた。 この事態によってクレアは、居合わせたロン上院議員や知り合いの姪のラーニーらと共に空港の一室に立てこもることとなる。同じ頃、米国政府にテロリストから犯行声明があった。テロリストの要求は、7年前に政府が隠蔽したラクーンシティ消滅事件の真相を、大統領自ら公表 すること。この要求が拒否された場合は、T-ウイルスを米国中に撒き散らすというのだ。事態を重く見た大統領は、直轄のエージェントであるレオンをハー バードヴィルに向かわせる。ハーバードヴィルに到着したレオンは、地元警察の特殊部隊「SRT(SpecialResponce Team)」のアンジェラ・ミラーとグレッグ・グレンとともに、空港に取り残された人たちを救出するべく作戦を練る。空港の屋上から侵入したレオン達だっ たが、空港の中はゾンビの巣窟と化していた…








個人的感想
この映画は昔の押井守の映画と同じく、三箇所のミニシアター系のみでの公開でした。さらに公開期間もあまり長くなく短い公開期間だったにもかかわらずかなりの大盛況だったそうです。さらに残念ながらDVD＆ブルーレイのレンタルはおこなっておらず、見るにはDVDかブルーレイを購入しなければいけない。僕は初回版DVDを購入しました。内容はめちゃくちゃ面白い・・・・とまではいきませんが、まーまー面白い方です。何故こんなにやたら小規模なメディア公開かというと、ゲームをやってない人にはさっぱりな内容という点と、小規模の方が逆に無駄がなく確実に儲かるという点でしょう。映像は見ての通り凄くこってます。この映画はゲームのバイオ２の続編であり、４から約１年後の話です。なので、クレアとバイオシリーズの中でも人気な主人公レオンをメインキャストにおいています。
しかし・・・レオンてコロコロ顔変るよねｗ今回渋すぎでしょｗアゴがｗ








やはり４が一番イケメンだったな～。２は馬づらだったしｗ
本当はバイオ４紹介した後にこの映画紹介しようかと思ったんですが、なんかなんとなく書いてしましました。（＾＾；）バイオハザード５へ続く内容も入ってるので、これからバイオ５をやる人は見ておくとわかりやすいでしょう。ちなみにこの映画携帯アプリでゲーム化もされてるので気になる人はやってみると良い。かなり本格的に作ってますよ。ニコニコにプレイ動画も上がっていますしね。









とりあえずこの映画はやはり今までゲームをプレイしたことがないとあまり楽しめないので見る場合は、ちゃんとプレイしましょう。本当は全部やっておく方がいいとは思いますが、めんどい人は２と４をやればOK。２だけでもある程度はわかりますが、できれば４もやっておくとハニガンが出てきたときハニガンキタｗとなるでしょう。
実写のバイオにガッカリした人はこちらを見るといいと思います。

追記
おまけのギャグ映像集はオススメです。スタッフは絶対ニコニコ動画でネタ集めたのが丸わかりだｗお勧めです。

映画「トレマーズ」

実は最近テープを発見し、久しぶりに見ました。や～面白いね。
昔のハリウッド映画黄金期の名作ですよ。怖い中にも、良い意味でのバカバカしさや、お遊び心も残している。エンターテイメント性抜群な映画ですね。
まだ見てない人は是非見てほしい。続編は黒歴史なので見なくてよし！この１だけが傑作だ。ただグロイのが苦手な人はひかえた方がいいかもしれない。






『トレマーズ』(Tremors) は、アメリカで制作されたパニック映画である。

1989年にロン・アンダーウッド監督の第一作が公開され、2004年までに3つの続編が製作されている。地中から獲物を襲う巨大な地底生物グラボイズに立ち向かう人々の姿が描かれる。

「地面から執拗に追ってくる恐怖」や「“砂漠の中の町”という開放的な空間の中にも関わらず地面に近づけないことによる閉鎖感」などの演出が評価されている。

「陸のジョーズ」とも呼ばれ、低予算の作品ではあるが、モンスター映画の傑作という声も多い。

 

 

『トレマーズ』『トレマーズ3』では砂漠の町・パーフェクション、『トレマーズ2』ではメキシコ油田を舞台にしている。 2005年には4作品を収録した「グラボイズBOX」（DVDに噛み付くグラボイドの特製ケース付き）が2000セット限定で販売された。
『トレマーズ4』は『トレマーズ』の前日譚にあたり、後にパーフェクションとなる西部時代の町・リジェクションを舞台としている。主人公はバート・ガンマーの曽祖父ハイラム・ガンマー。マイケル・グロスは シリーズ全作に出演しており、彼の主演作ともいえる。米国では『トレマーズ・ザ・シリーズ』というテレビシリーズ全13話が製作され、2003年に｢サイ ファイチャンネル｣にて放送された。これは『ト レマーズ3』の続編にあたり、2010年3月に『Tremors: Complete Series』としてDVDが発売された。日本での発売、放送は未定となっているようだ。日本でのソフト化を望むファンによる署名活動も行なわれている が、2010年4月現在、署名に賛同する声は少ない。

 

 

個人的感想
この映画は良い意味で、ハリウッド映画の古き良き黄金時代を表している名作である。豪快さや、楽しさ、ど派手さ、単純明快さ、爆発演出、爽快さ、グロさ、良い意味で説明不足さ、エンターテイメント性、など全てが詰まったお手本のような作品とも言える。若かりしケビン・ベーコンも良い味を出している。何故この化け物ミミズが現れたのか、一切謎である。要するに説明は二の次、バッ！と現れギャー！！と暴れ回る。それで良いのだ。そこに説明はいらない。
想像する楽しさも残しつつ、単純明快さもちゃんと押さえている。低予算だったものの、大ヒットしたこの映画。いまだに根強いファンや愛好家がいる作品である。制作人もまさかこんなにあたるとは思っていなかったらしく、急遽続編を作ることになるが、これが大コケｗ
続編はつくるもんじゃないね・・・・すでに地中の怪物でもなくなってるし・・・・。

 

このクリーチャー「グラボイズ」は日本のマニアックな怪獣図鑑にも載っており、気持ちは悪いが、実に愛嬌がある。口の中には三つの触手がありエイリアンっぽい。臭い悪臭をはなち、地面を高速で移動する。モグラというか化け物？怪物ミミズという感じ。
最初は頭がわるいが、だんだん知恵をつけていき、賢くなっていくタチの悪い奴だ。
しかし、続編では足が生えたり、地面に現れちゃったり・・・・もはや化け物ミミズでもなくなっているのが残念、もったいない。続編は本当にいらなかったと思う・・・。






個人的に是非今のケビン・ベーコンを使ってこの一の別の続編を作ってほしいものだ。地中の怪物再び！！とか、あの怪物が・・・帰ってきた！！的なちょっとバカバカしい感じも匂いお決まりのハリウッドノリでリメイクしてほしいものだｗ

～追記～
シネマハスラーやってみた！ 第20回 ～今回紹介する映画はすごーい！君は地中から人を食い殺すフレンズなんだね！こと「トレマーズ」です。
http://uewomuitearuku2.blog.fc2.com/blog-entry-1255.html

仮面ライダーＷフォーエバーＡtoＺ/運命のガイアメモリ感想

まずざっというと面白かった。比較的バランスも良いと思います。
ツッコミ所は毎回同じくありますけど、全体的には歴代の平成シリーズでも比較的完成度は高い方に入ると思います。さっきも言いましたが、３Ｄだけあり、演出や見せ方がかなりこった作りになっていて迫力ありました。手前と奥を意識したようなカメラアングルが多いですね。戦隊もライダーも。

突っ込みどころや予想通りだった部分もありますが、かなり金かかってるし、バトルシーンや見せ場も多く、エンターテイメント的にはバランスがよかった。
つか予告でフィリップがあの女に銃突きつけられてるシーンがなかった。またディレクターズカット用か。今回カット無しは８０分もあり、なんとか納めるためにかなりカットしたそうです。ディレクターズカットには大量の没カットが含まれそう。

ではここからネタバレ
（白字で書きますので見たい方はマウスでスクロールしてみてください。）








テレビ版のシーンから後ヘリでＴ２ガイアメモリ輸送中、ネバーとなのる組織がジェット機で襲撃。大道克己はＴ２ガイアメモリ、「エターナル」を奪い変身。
パイロットが言った「カーメンライダー」はドラゴンナイトを意識してか？

変身した影響なのかヘリが爆破、２６本のＴ２ガイアメモリが街にバラマかれる。それを回収するため街のあちこちを襲撃。(回りくどいな変身しないでパラシュート使えばそんなことしなくてオッケーなのに。)

その荒っぽいやり方のせいで、めんどい回収をするネバーって馬鹿なの？死ぬの？あっ・・・もう死んでるか。いかんヒート姉さんに殺される！？

そう、早い話ネバーとは死人兵士の集団だったんですね。
財団Ｘとミュージアムがガイアメモリ以前に研究開発してきた不死身の兵士集団。しかし、ミュージアムはあまりに使い勝手が悪い邪魔な存在だと感じたのかこれを破棄し、ガイアメモリ開発に移行することとなる。

しかし、彼らの開発、研究は独自にこっそり続けられていた。

彼らの目的はＴ２ガイアメモリとフィリップ、そして特殊光線兵器（エクスビッカー）を風都タワーに仕込み風都全域に噴射。市民全員を不死身の兵士に返ること・・・。
要するに自分だけが実験台、不死身じゃ嫌だからみんなを巻き込もうというなんともワガママなガキのような発想である。それもそのはず、実際克己は子供の時事故で死んだ後成長促進剤で大人の姿に成長させているのだ。大人なフリをしてるがやってる事はガキの発想。

街にばらまかれたＴ２メモリは色んな人に取り憑き変身させる。（勝手にメモリが人を選び使用させる。）早い話、ナスカもウェザーもＴ２メモリ使用者だったわけだ。サンタちゃんやウォッチャマンまでがドーパントになって襲いかかってくる。クイーン、エリザベスもその力に飲み込まれそうになるが、そこへヒート姉さんが登場。ヒート姉さんのブロックワード（タブーな言葉）は「あんた冷たい。」らしい。
（死者なので体温がないため）なので自分を暖めるという意味でヒートらしい。）

照井はというと、所長と花火の祭りの約束をしていたが事件発生で現場に急行。ウェザーとナスカを相手に派手に立ち回る。これがかなりかっこいい！！兎に角アクションシーンは今回かなり力が入っている。

この事態を収めるべく派遣されたのが杉本彩演じるマリア・Ｓ・クランベリーだった。鳴海探偵事務所に依頼をし、Ｔ２ガイアメモリ回収を奴らより先にすることを目的とする。








ヒート女と闘うＷだったが、そこにルナ、メタルが参戦。バイクアクションかっこよすぎた。Ｗもヒートメタルにフォームチェンジして対抗するが、３体１では分が悪い。Ｔ２の圧倒的な性能もあってか、やられてしまう。ギリギリの所を助けたのは・・・・サイクロンドーパントだった。サイクロンはどうやら味方のようだ。

フィリップは最初にマリアに出会ったときその姿から、シュラウドだと思っていた。つまり自分の母・・・・だと。そのため、彼女に感情移入してしまう。

集めたＴ２を渡してほしいと頼まれたフィリップ。風都タワー（もしかしたら第二の）建設予定地によばれる。しかし、そこで待っていたのは・・・・マリア・・・・と・・・
そして大道克己であった。

「よお・・・兄弟。」

なれなれしくフィリップに話しかける大道。
そう、同じく実験によってというか、死人になっているフィリップは彼らＮＥＶＥＲと近い存在らしいのだ。だから兄弟。化け物と罵る大道。反論するフィリップ。
フィリップを回収するためにその力を見せつける大道。
「俺は仮面ライダーだ！」
仮面ライダーは平和の証。悪のライダーを倒すためファングジョーカーで挑むフィリップと翔太郎。しかし圧倒的な力の前に為す術がない。ここもアクションシーン力入りすぎでしたね。ＶＦＸ使いまくりでした。
ファングでも勝てないため、翔太郎とチェンジする。
サイクロンジョーカーエクストリーム意外に倒す方法はない。
しかし、敵のメモリはそう甘いものではなかった。

エターナルのマキシマムドライブ・・・その能力とは・・・ECM（ジャミング能力）であった。何とも地味だが、ある意味最も最悪な能力だろう。
つまり、Ｔ２以前のメモリの機能を完全に停止してしまう装置である。これによりミュージアムサイドも変身して闘いに赴くことはできないというわけだ。
なので若菜はクレイドールのメモリが使えず舌打ちしてたのね。

完全に変身能力を失った翔太郎たち、アクセルもトリガードーパントに敗北。（もちろんエターナルの能力のせいで）

マリアに裏切られ立ち直れないフィリップ。
そして、Ｔ２メモリの鞄を持っている所長が狙われる事に、ところがマリアは意外な行動をみせる。所長を助けたのだ。サイクロンドーパントに変身して。

サイクロンドーパントはマリアだった。

「何をするんだ・・・」
大道がその後に言った一言がフィリップをさらに翻弄させる
そこで大道の口から語られる真実。
マリアはミュージアムの研究主任だったのだ。
フィリップに歩みより、もっていたオルゴールを渡す。

やはりマリアはフィリップの母なのか・・・？正直ここでフィリップ捕まえておけよと思ったのはナイショ。どんだけ回りくどいテロリストだ。







もう彼らには何も出来ないと確信したのか、克己は計画に本腰を入れる。
風都タワーを完全占拠した。

何も出来ない三人。変身することもできない。

フィリップはまだマリアの事を考えている。
そしてそれが原因で口論になる翔太郎とフィリップ。
それだけ母であると信じているマリアを慕っているのだ。

フィリップと喧嘩してしまい、行方もわからない。Ｗにも変身できない。
状況は最悪の翔太郎、そして照井。

事務所で頭を抱える翔太郎そこに現れたのは・・・・・なんと死んだはずのスカルだった。スカルは自分のベルトのロストドライバーを外し、翔太郎のテーブルの上に・・・・
そして消えてしまうおやっさんの影。

掲示板でもこれ意味不明な演出と言われてますが、いくつか仮説はある。
１、Ｔ２ジョーカーメモリの影響による幻覚？
実はパンフレットのメモリの説明欄にはこう書いてあります。
（切り札の記憶を内包しているメモリ）つまり、これはガイアメモリの効果？による影響とも考えられる。）切り札をあたえるための効果とも想像できる。

２、ディケドの持っていたスカルカードの効果？
ＭＯＶＩＥ対戦２０１０の時に門谷士からもらったスカルのカードの影響ではないか？というもの。つまり別の世界のスカル。

などがある。
ただ個人的には、どうせな らＴ２効果にしても見せ方はあったはず・・・例えばスカルの幻想が出てくる。それがある場所を差しそこを壊す、あるいは開けるとおやっさんが使っていたロ ストドライバーが出てくる。みたいな感じでもよかったんでは？？その方がツッコミ所はすくないのに・・・。

ロストドライバーを受け取ったその時いきなりヒート女が事務所を襲撃来る。

しかし、ロストドライバーだけでは変身すらできない。
Ｔ２以前のメモリは機能を停止させられているので使えない。

ヒート女にやられまくる翔太郎。倒れた先にあったのは、、床の上に穴。
そこにはなんと・・・Ｔ２ジョーカーメモリが・・・これが翔太郎の切り札！

仮面ライダージョーカーに変身する翔太郎。ちゃんと変身ポーズが考えられていました。なんかちょっとギャレン＋仮面ライダー２号ぽい変身ポーズでしたがｗ

ジョーカーは以前から掲示板で言われてた影響でしょうか・・・
昭和ライダーをかなり意識してました。
「ライダーキックだ！」
といってみたり、ポーズがブラックっぽいし、効果音が１号、２号ライダーのポーズ時のＢＧＭを使ってました。
「ライダーパンチ！」
の決めポーズが２号ライダーをかなり意識してたり。











オマージュがかなり入れられています。
あと今回やたら「俺は仮面ライダーだ！」発言が多い。
宣言厨にはたまらない演出でしょう。
ヒートをライダーキックで倒した翔太郎。
同じ頃フィリップは音楽堂でマリアと会っていた。マリアはオルゴール内に、呼び出しのための手紙を入れていたのだ。しかし、またしてもはめられるフィリップであった。
そこには大道もいたのだ。そしてマリアの陰謀を暴露される。
大道はマリアの息子だったのだ。
そしてマリアは死んだ息子のためなら何でもする。死なせて苦しませてしまった分、全ての願いを叶えさせるという親バカぶり。ダメな親の典型だった。

そのために、フィリップをだまし近づいたのだ。
拉致されるフィリップ涙目。

翔太郎はジョーカーとなり風都タワーに乗り込む。照井はエンジンブレードのみでの闘いを強いられる。

メタルドーパントはマキシマムドライブライダーパンチで一撃ってのが、堅さを誇る彼に取っては情けない所だねｗ

ただエターナル相手にさすがにジョーカーでは太刀打ち出来ない。ユニコーンマキシマムドライブでやられる翔太郎。

つか照井なんてエンジンブレード振り回すだけで大変なのに、トリガー、ルナを相手とか大変すぎるｗ

フィリップの星の本棚の能力を使い、エクスビッカーを起動させようとする大道。
２６本のＴ２メモリが装置に吸い込まれる。

照井もビックリなルナ、トリガーたちの急な変身解除。
マキシマムドライブ×２６立木さんボイス自重ｗうるせーｗ
エクスビッカー放射直前フィリップは抵抗する。
機会をオーバーヒートさせ、エターナルメモリのジャミングをこわそうというのだ。
オーバーヒートのせいでエターナルメモリがトラブルを起こす。
そして装置も壊れる。そこへさっきやられたヒート女が・・・・さすが不死身ね。と思いもいきや・・・・体の様子がおかしい。
大道はヒート女にトドメをさす。

「マキシマムを食らったらいくら俺たちの体でも消滅は免れない」
なんだ・・・・不死身じゃないじゃん。
でメモリの機能が戻った照井はアクセルに変身。
トライアルを使いトリガーを倒す。

大道寺のやり方に恐怖を覚えたマリア。フィリップを助ける。しかし、それをみた大道は、自らの手で母を射殺。自ら装置を起動させるため、てっぺんを目指す。
フィリップは母のように思っていたマリアの死に号泣。
マリアはいつの間にかフィリップを我が子供のように思えてきていた。
だから、フィリップを助けてしまった。最後に母親のような事をしてしまったのだ。








フィリップは大道を止めるためてっぺんに向かう。
邪魔するルナ。そこに割り込んできたのが・・・・・何を隠そうオーズである。

泉京水完全ネタキャラですね。（股間ではなく頭にガイアメモリを刺す）ただの変態。オーズめがけてイケメンウホッ！食べちゃいたいわ～！！で向かって言って返り討ちｗダメだこりゃｗ

つかオーズはどっから出てきたんだよｗお前は風都市出身かｗ？
そして今朝聞いて爆笑したタカ！トラ！バッタ！タ・ト・バ！タトバ！タ・ト・バ～！が流れるｗうけるわｗこれｗやみつきになりそうだｗ

まーとりあえずオーズがなんで出てくるんだよ！=祭りでいいじゃん。になってるのが残念かな。別にＷでも余裕で倒せたはずだし・・・でなくてもいいっちゃいい。

風都タワーの上ではエターナルが自らの体を使って装置を起動させようとしている。
エクストリームで闘うがＴ２エクストリームを含む２６本のマキシマム相手ではさすがのエターナルでも苦戦。落下するエクストリーム壊れるタワー。

みんなの願い、そして風都 を包む風がエクストリームをさらに進化させる。（えらく曖昧な定義だね。そこはアイテムなんか使えよ。今までアイテム進化ばっかで、ここへ来て気合い変 化ってなんだ。）風の力が加わった時エクストリームメモリーはさらに力を与える。（パンフには風の力を吸収させたとある）エクとリームＧＸまたの名を ジャックフォームにｗ

２６Ｔ２マキシマム対エクストリームＧＸマキシマム
そりゃパワーアップしたら勝ちますよ。ええ・・。言わんでもわかるって。
ただ最後の大道の台詞が妙に子供映画にしては暗いな・・・・・。
と思ってしまった。
「死か・・・・・久しぶりだな・・・・」
重くね？この台詞・・・・。

こうして街は平和を取り戻したとさ・・・・。
だがあの台詞のせいで妙にどんよりしたラストになったのは気のせいか？












という感じでした。

ちなみに３Ｄ版には特別メッセージの映像が本編前にあり。
パンフは通常版が６００円
ＤＶＤ付きが１６００円（クリアファイル付き）

初３Ｄの感想確かに飛び出して見える。ただ一部は立体に見えない部分もある。
まだまだ進化はこれからかなという感じ。

掲示板見た感じ、今回は平成の中でも良い方という意見が多いのは共感できる。
カブトとか響鬼とかディケイドとか酷かったもんねｗ
個人的には、劇場版で一番よかったのはブレイドですね。ツッコミ所はあるけど、比較的まとまってる。その次が５５５かな。アクションシーンはファイズが一番かっこいいし、音楽が素晴らしい。次が今回のＷですね。その次が龍騎かな。

追記
どうやら冬にやる劇場版、オーズ＆Ｗの予告が本編終了後にあるようです。（一部劇場をのぞく）
僕の見た劇場ではありませんでしたＯＴＺ

うん。まー面白かったです。

仮面ライダーＷみてきました。３Ｄだけあり、演出や見せ方がかなりこった作りになっていて迫力ありました。突っ込みどころや予想通りだった部分もありますが、かなり金かかってるし、バトルシーンや見せ場も多く、エンターテイメント的にはバランスがよかった 。