映画「赤い珊瑚礁 オープン・ウォーター」

解説：
『ブラック・ウォーター』のアンドリュー・トラウキ監督が、人がサメに襲われる恐怖を描いたパニック映画。海で休暇を楽しんでいた男女が、ヨットが転覆したせいで巨大人食いザメに追い回されることになる戦慄（せんりつ）の体験を活写する。グループのリーダー役に、オーストラリアのテレビを中心に活躍しているダミアン・ウォルシュ＝ハウリング。その友人を、『THE SILENT WAR 戦場の絆』のガイトン・グラントリーが好演する。実話を基にした過酷なサバイバル描写に背筋が凍る。

あらすじ：
グレートバリアリーフ在住のルーク（ダミアン・ウォルシュ=ハウリング）は、小型船舶の配送業を営んでいた。そこに友人マット（ガイトン・グラントリー）とその恋人スージー（エイドリアン・ピカリング）、そしてマットの妹ケイト（ゾーイ・ネイラー）がバカンスにやって来る。彼らは穴場スポットでクルーズとダイビング楽しむが……。

個人的な感想
オチも中途半端なら転回もありきたりで当たり前、その後も描かれていないなどよくこんな投げっぱなしで映画終わったな。
 
これは駄目だろ。船に残った奴がどうなったかも描かれていないし、あの島は何なのか、さらに彼女はその後どうなったのかも描かれていない。
人が襲われて結局誰も助からないよ！怖いね！ってさ・・・・
なんのひねりもないし、だからなんだって話だよ。


この状況をどう打破するのかを見たいのにみんな食われましたでは話にならない。鮫のイメージをいじるしく害する映画だ。鮫は人間を襲う生き物と思われがちだが、こちらが鮫を刺激しない限りは興味も示さない。
馬鹿が海面をばしゃばしゃとギャーギャーと騒ぐので完全に威嚇している。
ホントお前ら全員死んで良いわ。この映画作った人は反省してください。

トータル・・・馬鹿が映画を作るとこうなる。

※毎回思うけどこのシリーズだいたいオチ一緒だし、ひねりがないよね。

映画「地球が静止する日」

解説
『ウエスト・サイド物語』『サウンド・オブ・ミュージック』の巨匠、ロバート・ワイズ監督が1951年に発表した『地球の静止する日』をベースにしたSFアクション。キアヌ・リーヴスふんする宇宙からの使者の到来とともに、地球最後の日へのカウントダウンが始まるというストーリーが展開する。監督はホラー映画『エミリー・ローズ』のスコット・デリクソン。50年以上も前の名作が、CG技術によって大迫力のカタルシス映像に生まれ変わる。

あらすじ
任務遂行のために地球へとやってきた、宇宙からの使者クラトゥ（キアヌ・リーヴス）。クラトゥの謎を解き明かすべく政府や科学者はやっきになる中、今訪れんとする危機に気付いたのはヘレン（ジェニファー・コネリー）と息子（ジェイデン・スミス）だけだった。

個人的感想
これは面白くない・・・終始退屈である。
中々に盛り上がらない転回の連続とイマイチ説得力に欠ける「人間はそう捨てたもんじゃない」感。この宇宙人はどこに胸打たれて人類滅亡をやめたのか理解に苦しむ。

むしろウィル・スミスの息子が兎に角腹が立つし見ていてイライラさせられる。生意気、言うこと聞かない、勝手な行動を取りまくる。そんなクソガキのおもりを任された宇宙人も気の毒だ。

わがままばかり言われては、影で軍に居場所を通報される始末。こんなガキと一緒にいたら人類滅亡取り消しなんて思わないと思うが・・・。
唯一よかったのは・・・キアヌのスーツ姿が似合うってとこだけ。

トータル・・・これ見るくらいならＯＶＡの
「ジャイアント・ロボ　地球が静止する日」
を見た方が500倍面白いよ。

映画「くもりときどきミートボール」

解説
街の人々においしいものを食べさせたいと思った発明家が、水を好きな食べものに変える“食べものマシーン”を発明したために巻き起こる騒動を描く3Dアニ メーション。世界中で愛されているジュディ・バレット、ロン・バレットの児童書を基に、空から食べものが雨のように降ってくるファンタジックな世界を映像 化した。最新技術の視覚効果に加え、ジェームズ・カーン、ブルース・キャンベルら映画ツウ好みのボイスキャストたちにも注目。

あらすじ
偉大な発明家にあこがれながらも風変わりな発明で街の人々に迷惑をかけているフリント（ビル・ヘイダー）は、朝から晩までイワシ料理を食べている街の人々に美味しい物を食べさせるため、“食べものマシーン”を発明する。コップの水がミートボールやチーズバーガーに変わり、変人扱いだったフリントは街のヒーローとなるが……。

個人的感想
この馬鹿げたタイトルだけ見ると、
「眼中にない！絶対に見ない映画！」
だったんですが見てみると意外に名作だった。

きっかけは宇多丸さんのシネマハスラーだった。
宇多丸も同じく「眼中にない！絶対に見ない映画だった！」
と断言しており、だが見ると予想以上に面白かったという高評価。
気になったんで・・・999円だったから買ってみた。

実際・・・内容は本当に良くできていたし、
随所に色々子供にはわからないギャグやネタが満載でした。
主人公の使うコントローラーはＡＴＡＲＩ２５００なのはワロタ
 
食べ物があふれかえる時代・・・
それを体現するような皮肉満載のブラックなネタの数々。

これは子供向けという風に見せて実はそうではなく、大人向けである。
なんせ、現代風刺が強すぎですからね。
子供には真の意味は理解できない。
  
キャラクターも個性豊かでかわいらしい。
なのにこのブラックな政治・社会風刺ｗ
このギャップが良いのかもしれない。

トータル・・・タイトルに騙されず、一度見てみてください！
面白いです！

映画「1408号室」

解説
ホラー小説の巨匠スティーヴン・キングの同名小説を基にとあるホテルの1408号室で連続する騒動を軸に描かれたサスペンスホラー。宿泊した者は必ず死亡するという謎の現象を臨場感たっぷりに見せる。主演は『マルコヴィッチの穴』のジョン・キューザックと、『ブラック・スネーク・モーン』のサミュエル・L・ジャクソン。ホテルの一室で繰り広げられる数々の怪奇現象が、観る者を凍りつかせる。

あらすじ
作家で、アメリカ各地の超常現象などをルポしていたマイク（ジョン・キューザック）のもとに、一通の手紙が届いた。その内容はドルフィンホテルの1408号室には絶対に入ってはならないというもの。好奇心をかき立てられたマイクはホテルに出向き、入るのをやめさせようとする支配人のオリン（サミュエル・L・ジャクソン）を説得し、何とか1408号室に入るが……。

個人的な感想（ラストの見解についてネタバレ有り）
そこまで怖いと言うわけではないがわりと面白かった。
物語を引きつける導入の部分も古典的ではあれど、しっかりしており、やはり先が見たくはなる展開である。そして、キング作品は娘の思いがよく描かれ切ない内容の物が多いがこの作品でも描かれている。
配役も豪華であり、主人公の勤める出版社の編集長役には名探偵モンクでお馴染みのトニー・シャルーブが出演していたりする。

この映画実は取り方、考え方によってラストが少し怖い物にもなってきます。そこが面白いとこかと思います。
支配人は何度も高い酒やVIPなもてなしで彼を引き留めようとしますが、彼は聞く耳を持たず、部屋に入ってしまいます。
そして、始まる謎のカウントダウン・・・
このカウントダウンが死へのカウントダウン・・・かと思いきや・・・
考察サイトなどでも言われているのがこの映画の題材も悪魔物なので、このカウントダウンは地獄への扉が開くカウントダウンなのではないか？ということ。1408の数字を全て足すと13。13は不吉な数字である。
カウントカウント後、目覚めた彼は最後に悪魔にとんでもない行動をとります。ここが意外と今までのへたれぶりと違いかっこいいんですが、この映画のラストを見て皆さんはポジティブ目線で受け取れたのだろうか？それとも恐ろしいラストとして受け取ったのだろうか？

主人公はオカルト本を書いているが、全く霊を信じない男。娘の死を受け入れられず、妻とも疎遠になり離婚間近。彼は一度夢の中で妻に「娘にあった」と妻につげるんですが、その後ラストとのテープで娘と会った証拠を提示でき、夫は受け入れられなかった娘の死を受け入れて妻と二人で新しい人生を送るという風にもとれるかもしれない。

でも「娘とあった」と伝えたのは妄想（夢）の中だ・・・・。実際の妻とのやりとりはヤフーチャットのはずだが・・・・。そこが疑問なのだ。あと一度投げ出した聖書を再び見たときすでに白紙だった・・・ということは・・・もう遅すぎたのではないかということも考えられる。最後の表情も意味深である。その観点で考えた別の解釈では彼はタイムリミット後に目覚めた時にはすでに死んでおり、中身は彼ではない何かであり、予告通り奥さんを殺すために娘はあの世にいる証拠を出した。という見解もあるかもしれない。これは見た人の解釈にもよって変わるだろう。

トータル・・・このラスト・・・あなたはどう受け取りましたか！？
※ちなみにこの映画は二種類終わり方があります。気になる方はDVD版別ENDも見ると良いですよ！

映画「サイレントヒル：リベレーション3Ｄ」

解説
世界中で人気のアドベンチャーゲームを、大ヒット作『バイオハザード』シリーズの製作陣が集結し映画化したホラー。
突如姿を消した父親を捜すと同時に、自らの出生の秘密を解き明かすために呪われた場所へと立ち入る少女の恐怖体験を描き出す。『ヴァンパイア』のアデレイド・クレメンスがヒロインを演じ、父親を『白雪姫と鏡の女王』のショーン・ビーンが好演。最新技術を駆使した迫力の映像に目がくぎ付け。

あらすじ
18歳の誕生日を間近に控えたヘザー（アデレイド・クレメンス）には幼少時の記憶がなく、父親（ショーン・ビーン）と共にほうぼうを渡り歩く生活を送っている。彼女は毎晩サイレントヒルという見知らぬ街で、恐ろしいモンスターたちに追われる悪夢にうなされていた。そんなある日、突然父親が自分の前からいなくなってしまい、やむを得ずヘザーはサイレントヒルを目指す。

個人的感想
サイレントヒルはまれに見る実写化成功例だと個人的に思う。
本作も内容は全作には劣るものの、ゲームへのリスペクトは非常に感じる作品だ。ヘザーも結構似ているし、サイレントヒル3のシーンを上手く再現していると感じる。ゲームに対する愛も感じる。

この作品は前作のサイレントヒルの正当な続編。
行方不明のまま戻らないヘザーの母親。
娘のヘザー1人だけ、現世に戻された。
しかし、娘は思春期を迎える頃・・・

またあの世界へと引きずり込まれる。
突如、自分の前から姿を消した父。
父を捜すため娘のヘザーはサイレントヒルへと足を踏み入れる。

終わり方も個人的に良かったと思う。
今度は父親主演で２メインの話になるのかな～と思わせるラストだった。
キャラクターも似ているし、サイレントヒルの街の表現も実に良くできている。このシリーズに関しては実写化成功といえるだろう。

前作が意外に評価が良かったので、本作は低評価に見られがちだが、僕はこの作品は良かったと思いましたね。これで失敗だというなら、他のゴミみたいな実写化はどうなるんだと・・・・（汗）

三角様のイケメンぶりも健在である。是非3作目も期待したいが・・・・バイオハザードのように3で暴挙に走らないことだけを願う。

トータル・・・サイレントヒルは実写化成功！！三作目も期待！！！